ある日うちの会社のパート主婦まきさんがもう少し給料を上げて欲しいと申し出てきました!
まきさんはうちの会社にパートで入社して3年・・・ 去年旦那さんと離婚して2人の子持ちのシングルマザーです。
今までは他の仕事と掛け持ちでしたが出来れば正社員として安定した仕事に就きたいとの事でした。
現場主任の俺は早速その旨を部長に伝えたところ数日後に現場にまきさんを見に来ました。
そして部長は「彼女は仕事も出来るみたいだしキレイだね~ 社長と役員には俺から推薦しておくよ!」と言って戻って行きました。
そして翌日まきさんは部長から呼び出されて部長の部屋に行き、30分くらいで戻ってきましたが何やら表情が堅い感じで、僕が「どうだった?」と聞いても「はい、一応一通りのお話は聞いて来ました・・・条件もすごく良いんですけど・・・少し考えさせてください。」とだけ言って仕事に戻りましたが、その日はなにやら上の空で考え込んでいる様な感じでした。
そして数日後にまきさんが「私やっぱりどうしても社員になりたいので面接受けます!部長にそうお伝えください!」と言われたので早速僕は部長にそのように伝えました。
するとすぐに返事が有り「明日社長と役員が面接するので〇〇ホテルの306号室迄来るように!君も一緒にね。」との事・・・
エッ?ホテルで面接?僕も同席する?
今まであまり無かった事なので何かおかしいな?とは思いつつ、まきさんに伝えました。
そして当日僕は予定の時刻にホテルに着いて部屋に行くと既に社長と役員が中にいました。
「おぉ~〇〇君ご苦労さん!今日は君にも手伝ってもらうよ!ただし今日これから起こる事は絶対に口外しないように!わかったな!」と、半分脅しとも取れるような言葉に僕は、「えっ何?ただの面接だよね?」と頭が混乱していると役員からビデオカメラを渡されて
「今日これからの一部始終をこれで記録するのが君の仕事だ!」と言われました。
確かに昨今は労使問題などで言った言わないで労働紛争に発展する事もまま有るので「あっ!そういう事か!」と納得して了承しました。
そして15分くらい経った頃にまきさんが部屋を訪ねてきました!
役員から「はい!もうここから撮っといて!」と言われて僕がカメラを起動して録画しながらドアを開けてまきさんを迎え入れました!
しかし、この面接は目を疑うようなまさかのものでした・・・
では僕が録画したその一部始終をご覧ください!
*この物語はフィクションです。
*登場人物・その他団体等は実在しません。